なぜ 整理収納×インテリアレッスンなのか
整理収納の後にくるもの
部屋を片付けると、使いやすいモノや自分の好きなモノだけが残されている状態です。
そして、ひとは部屋が綺麗なると、自分の場所を飾りたいと言う気持ちが出てきます。
インテリアも今ベストかもしれませんが、1年経てば飽きがくるかもしれないし、好みが変わっているかもしれない。
しかし、家具などは洋服と違い何回も買い換えることもできないし、一気に買い換えることも引越しや家を新築する、リフォームするなど大きな変化が起こらない限りなかなか難しいことです。
だからこそ自分の本質、奥底にある『本当は何が好きなのか』を知っていると、買い替える時がやってきたその時に、大物家具を間違えずに購入することが出来ます。
自分自身の中にある『本当に好き』
それさえ、外さなければ、普段でも小物を変えたり、ファブリックを変えたり、その時の気分でインテリアを気分で変えることができるようになります。
どのようなインテリアが好きなのか
しかし意外と自分が本当は何が好きなのかおぼろげながら感じてはいても、言葉にして表現することができない人が多いのも事実です。
実は、今日自宅壁のインテリアを少し変更しました。
額の位置を変更しただけなのですが、今の気分により良く近づいた感じがしています。
昨日まで気がつかなかったコーディネートが何気ない時に閃き、忘れないために取り敢えずインテリアを動かしてみる。
また、その閃きを起こすためにも好きなモノ、気になるモノを普段からインプットしておくことも重要です。
コラージュは必須なのか
本来の好きなモノを知るために、コラージュを勧めるコーディネーターも多いのですが、これは一見良いように見えて大きな落とし穴もあります。
それはコラージュするための素材、インテリアとしてクオリティーの高い雑誌をどれだけ集められるかによって決まってしまうという要素に関わっているからです。
日本の雑誌だけなのか外国の雑誌も入っているのか。
雑誌やその素材がコラージュのクオリティをも決めてしまう。
意外と忘れているこの恐ろしい事実。
私の中でたった1度だけ素晴らしい素材の中でクオリティの高いと感じるコラージュを作らせて頂いたことがあります。
そのコラージュを作らせて頂いた先生のお宅には、普段手に取っても買うことをためらうような高価な雑誌や日本ではあまり手に入らない外国雑誌など数十冊が、作業する机の上に整然と並べられていました。
あまりのそのゴージャスな光景は今でも目に焼き付いています。
嬉々としてコラージュをさせていた頂きました。
時間さえあれば何時間でもやり続けていたことでしょう。
それを目にして以来、レッスン生にコラージュを作って頂くことやめました。
唯一コラージュをして頂くのはお部屋のリフォームの時です。
※あれだけのクオリティーの高い雑誌を集めることが私には無理。またコラージュをつくるのは好きではないと言われた方もいたので。
その代わりに私なりの違うやり方で『自分が本当に好きなもの』を分かって頂こうと考えレッスンをしています。
自分の本質
奥底にある本質は生涯ほぼ変わることは無いと感じています。
その時の流行や好きな物事は変わったりするのですが、何年か経つと本来の好きなスタイルに戻ってしまうことがこの歳になると多々起こるようになってきました。
※三つ子の魂百まで。ご実家の影響を受けている方もとても多いです。
私の場合例として挙げてみると、以前に海外へ行ったときクッションカバーをお土産に購入して実家の母に好きなモノを選んでもらったのですが、ものの見事に好きなタイプを全て取られてしまいました(笑)
※喜んでもらえたならそれは良かったのですが。
好みが似ていると気を付けなくてはいけないあるあるです。
また、色に関してはモノトーンが好きというよりも黒が好きなだけで取り立てて白が好きなわけではない。
▪︎黒×グリーン
▪︎黒×茶色
▪︎黒×シルバー&ゴールド
など黒×何色というパターン。
※黒の使い方で私が好きなコーディネーター
アビゲイルのblogはこちらから
そして家具は軽めのものではなく重めのものが好みである。
アジアンテイストに惹かれるけれど、それ全てでまとめることせず、北欧も少し取り入れヨーロッパのエレガンスをスパイスに使いたいなど。
最終的にはラグジュアリー感も欲しく、それを総合すると目指しているのはエレクティックスタイルだと言い切れるようになってきました。
※ミックススタイルとも言います。
ここではインテリア語彙を知って頂きたいのであえてエレクティク(ごちゃ混ぜ)スタイルとさせて頂きます。
エレクティックスタイルとは
エクレクティックスタイルとは本来のインテリアのルール・教科書と言われるものにとらわれないスタイルの一つで
▪︎アンティークと現代
▪︎東洋と西洋
▪︎お高いものとお手頃なもの
▪︎作家ものと既製品
など。
この対比をいかにセンスよく配分・配置することができるのか、感性で集めたモノを住む人自身が感じられるように演出できるのかが、このスタイルの大きなポイントです。
このインテリアに向いている方は
▪︎何もないよりより飾る方が好き。
▪︎色々なことに興味深々。
▪︎これ1つと言うスタイルに絞り切れない。
ただ、なんでもかんでも飾ってよいわけではなく、掃除しやすいように、モノをなくさないように、どこに何があるかわかるように、整理収納をやり切ってからこのスタイルに挑戦してください。
色々なインテリアスタイルがある昨今、自分の本質を知りたい方はぜひ受けて頂きたい講師自宅でのインテリアレッスンだと思っています。
レッスンを受講し帰宅したその日からすぐに実践できます。
こちらの写真は私の理想でもある一枚。
出典元 https://enjoyworldinterior.com/
NYご夫婦のエレクティックスタイル。向かって右がこの部屋の主人。
画商をされているそうです。